時代時代に遺されていったものたち。時代は流れても、変わらず佇んでいるものたち。
そんな点景を目にした時、そこだけゆっくり時が流れているように感じる。
〜300年の歴史ある本堂〜
曹洞宗示現山長谷寺は塩の道名刹として知られる。太い梁、山門、参道に並ぶ石仏群、樹齢500年を超える老杉群など、歴史が感じられる。
〜千手観音、十一面観音が並ぶ〜
街道沿いの松や杉の根元に、高遠の石仏師によるものと伝えられる千手観音や十一面観音などが並ぶ。塩の道の中でも佐野から佐野坂を経て青木湖畔へ通じるこのあたりは、昔の面影が色濃く残っている。
〜187体の石仏が静かに佇む〜
西国三十三番、坂東三十三番、秩父三十四番を合わせた百体と馬頭観音を含めると187体の石仏が四角い広場を取り囲むように並ぶ。旅人が険しく辛い行路の安全を祈ったといわれる。
〜七道の面があることで知られる〜
七道祭りという神事に使われ、社宝のひとつ”七道の面”(人の持つ七つの煩悩を表したもの)があることで知られている。面のひとつである般若の面は、”おかるの穴”という悲しい伝説を生んでいる。
〜白馬を守るお地蔵さま〜
白馬に吹く突風”岳おろし”や害虫から農作物を守り、風邪や疫病をもたらす悪霊を追い払うというお地蔵さま。